LCC利用で再び旭川へ出張
新規ビジネス立ち上げ調査のために2023年9月に赴いた旭川。
しかしこのときの案件は残念ながらそれ以上進展しませんでした。その後もいくつの地域で新規ビジネス立ち上げを目指して調査を進めていたもののなかなか、というよりも全く可能性を感じられなかったため、新規ビジネスの立ち上げは暗礁に乗り上げていました。
そんな中、以前に一度、かなりの可能性を感じて前のめりで調査を進めていたものの途中で頓挫してしまった案件が再び土俵にあがってきました。その案件も旭川。というよりもそもそも旭川で立ち上げることを目指して調査を進めていた際、最初に検討していたものがこの案件でした。その案件が途中でコケてしまったため、仕方なく他の案件を探してやっと現地に行ったというのが当時の流れでした。
当初検討していた案件がここに来て急に復活したため、早速現地調査することにしました。
羽田発と成田発の比較
2023年9月に利用した羽田~旭川の移動における航空会社はAIRDO及びJALでした。当時旭川空港を発着するLCCは0、LCCを使うとなると成田~札幌経由しか選択肢がありませんでした。しかし、札幌経由となると札幌から旭川までの移動時間と費用が追加でかかってしまいLCCのメリットが全く見い出せなかったため、当時は高くても羽田~旭川を選択しました。
ところが2023年12月、成田~旭川に初のLCCであるJetstarが就航しました。そこで今回はこのLCCを利用して現地まで行くことにしました。
ちなみに前回も今回も航空券とホテルの予約はエクスペディアを利用しました。
圧倒的な価格差を実感
まず、前回利用した羽田~旭川の費用(航空券+ホテル)はこうなっていました。
1泊2日で約6万円でした。対して今回の成田~旭川は
時期が異なることから厳密な比較はできないものの、ホテルの立地やグレードはほぼ一緒ながらなんと3万円未満、半額以下です。羽田よりも遠い成田ですのでこの費用だけでなくさらにスカイライナーの特急券や移動時間も多少追加されますが、そんなのが気にならないレベルの差だと思います。ここまで大きな差があると成田まで行くのはちと面倒であってもLCCの価格破壊力は魅力的です。
座席
羽田~旭川で利用した飛行機は往復ともにボーイング767-300で足元スペースは79cm、座席幅は43cmとなっていました。このときは窮屈さを感じることなく快適に移動できました。
対してJetstarはエアバスA320で足元スペースは74cm、座席幅は45cmとなっていました。
膝が前のシートに接触するかしないかのギリギリのレベルでした。そして横幅2cmの差は体感上では何も感じずです。総合的には「ちょっと狭ないなぁ」。でもアメリカやヨーロッパに行くわけでもなく2時間も乗らないので我慢できるレベルです。
難点
成田までの費用と時間は目を潰れるレベルなので他のデメリットをしいて上げるなら「1日1往復しかなく時間の選択肢がない」ということぐらいでしょうか。東京からの往路に関しては成田発9:25と常識の範囲でそこまで気になりませんし旭川到着が11:20というのもいい時間帯だと思います。しかし復路は同じ機体を使ったとんぼ帰りとなるため旭川発12:00で成田着13:50、この便に接続する旭川駅を出発するバスは9:46発です。これでは帰路の当日の現地観光は不可能でしょう(その分、東京に戻ってからも夕方から活動できるとも言えますが)。でもこれを問題視するのであれば、安い分だけもう1泊追加すれば解消できますのでそこまでデメリットにも感じません。仮に1泊追加しても羽田~旭川の1泊2日よりも安いでしょう。
そしてもうひとつ「成田空港第3ターミナルが遠い」これも難点と言えます。電車で成田空港まで行くルートの場合、第3ターミナルは第2ターミナル駅からの移動となります。
地上に上がり外に出るとこんなマーキングがされていました。
第1~第2~第3ターミナルを巡回する無料シャトルバスも出ているのですが、今回は初めての第3ターミナル利用ということもあり、あえて徒歩ルートを選んでみました。
このルート、鉄骨造のむき出しでかなりコストダウンして造られていますね。ポケモンがずっと並走してくれているのですがこっちのほうが高いのでは?と思わせるほど。でも10分程度で到着、「何だ、思ってたより近いじゃん」
実はここはチェックインカウンター。搭乗ゲートはさらに奥でした。
フードコートを横目にさらに進みます。すると保安ゲートが。そこで荷物チェックを受けさらに奥に進むと造りももう一段ちゃちに。
もはや「雨風しのげれば十分でしょ」という割り切りにすら感じます。そしてやっと搭乗ゲートに到着しました。
第2ターミナル駅を出てから約30分ってとこでしょうか(事前チェックイン済み、預ける荷物なし)。保安ゲートの混雑次第ではありますが、かなり時間の余裕を持っておかないと不安になる距離です。
今後も旭川に行く可能性は十分あるのですが、次回以降も私はこのLCCを利用すると思います。やっぱり安さが一番の魅力です。