
世間的にはようやくコロナ禍からも開放され、海外旅行に行く人、そして日本に来る人が劇的に増えていると感じています。
私自身は海外に全く興味がなく、海外に行くぐらいなら国内の未踏の地のほうがよっぽど気になるタイプです。そんな私ですが、サラリーマン時代は業務上仕方なく年に1、2回はアメリカやヨーロッパに、そして年に3、4回は韓国に出張していました。サラリーマンをリタイヤしてからもう10年以上経っていますが、それと同じ期間だけ海外に行くこともなくなりました。
使い道のない外貨を発見
とある日、ふと机の引き出しの中を整理していたところ、USドルと韓国ウォンが出てきました。

大した額ではありませんが、このまま持っていたところで何の意味もありません。かと言ってわざわざ都心部の両替店に持ち込むほどのモチベーションはありませんし捨てるわけにもいきません。結局、何も見なかったこととしてタンスの肥やしにしたままにする以外の選択肢をそのときは持ち合わせていませんでした。
外貨両替サービス「ポケットチェンジ」を知る
最近私は、初来日の外国人に日本食を奢るYou Tube動画を好んで観ています。その理由のひとつは、現在進めている新規ビジネスにおけるターゲットのひとつが外国人だからです。外国人がどんな日本食に興味を持っているのかを調べる意味もあり頻繁に視聴していました。ただ、ある時期以降は単に外国人のリアクションが面白いから観ているようなものになっていますが。
そんなある日、突然YouTubeのおすすめに「ポケットチェンジ」の紹介動画が現れたのです。ちょっと前に手元に使い道のない外貨があることを発見した私は、俄然興味を持ってその動画を最後まで視聴しました。そしてすぐに「自分もやってみよう!」と思い立ったのです。

この「ポケットチェンジ」に魅力を感じたのは、人と相対する必要がないところです。少額の外貨を両替するために有人のお店に持ち込むことにはちょっと気が引けますが、マシン相手なら何の気兼ねも必要もありません。
両替の仕方はとても簡単そうです。複数のメジャーな外貨に対応したこの端末に余っている外貨を突っ込めばその場で日本円に両替できるようです。ただし、両替後の日本円は電子マネーやギフトコードのみで現金にはできません。また、手数料はかかりませんが、その費用が両替レートに含まれていることは明らかです。
端末の設置場所は羽田空港・成田空港等の国際空港以外にも特に東京なら街中にたくさんあるようです。
やってみた
早速、最寄りの設置場所を探してみると私のオフィスからは池袋駅界隈の端末が一番近いことがわかりました。駅の東西にそれぞれ1台ずつ設置されているようです。そこで今回は東口の端末を利用してみることとしました。
設置場所
池袋駅東口の端末はサンシャイン通りに面しているブックオフの店内入口脇に設置されていました。

取りあえず画面をタッチしてみました。するとまずはどのサービスに交換するのかを選択する画面に。

今回私は交通系カードをチョイスしました(うっすら私が映っていますが、画面の汚れ、模様だと思って気にせず進んで下さい)。
外貨を投入
次はもうお金を入れるよう促されます。そこで余っていた手持ちの全ての紙幣とコインを投入しました。コインはドル(セント)もウォンも気にせずまとめて投入して大丈夫なようです。
ただ、1000ウォン紙幣1枚と1セント(ペニー)だけはどうしても受け入れ拒絶。

何度かトライしたのですがダメでした。1セントに関してはたぶん汚れが酷かったからだと思います。そして1000ウォンは戻って調べてみたところ1世代古い紙幣だったようです。
端末に弾かれるのであれば仕方ありません。大した額でもないのでこれらは諦ることにしました。

合計67.59ドルと390ウォン、結構ありました。
クーポン利用でさらにお得に
次の画面に進むと最終確認的な画面に遷移しました(ここで「現在のレート」をチェックすればよかったのですが、このときは気づかずに次の動作に入ってしまいました)。

この画面で「確定」を押す前に
+クーポンをお持ちの方
を選び、次の画面でクーポンコードを入力すると2%増額されるとのこと。

この数字7桁 9904194 は私のクーポンコード(要するに私のアフィリエイト)です。この数字を入力すればいつでもどこでも誰でもが自動的に2%アップとなりますので興味のある方はぜひ入力してみて下さい。
結果
8,641円だったものがクーポンコードを入力したことにより8,814円にアップしました。

+173円、確かに2%アップしていました。総額が小さいとあまりインパクトはありませんが、万円単位になってくればそれなりの額になりますね。
ここで初めて「確定」を押します。すると端末下部にあるカード読み取り部が点滅しますので、そこに交通系カードを近づけ「ピッ♪」と鳴ってチャージ終了です。
最後にレシートがプリントアウトされました。

思っていた以上に簡単でした。
為替レート
痛恨の確認ミスにより為替レートの確認ができていないためざっくり概算してみました。1ドル127円、1ウォン0.08円として計算すると
67.59ドル x 127円 + 390ウォン x 0.08 = 8,614.9円(2%アップ前)
こんなラインかと思います。
現時点での一般的な両替レートを知る由もありませんが(興味もない)、ポケットチェンジの端末は国際空港にも置かれています。設置場所によってレートが大きく異なることは考えにくいため全国共通レートかと想像します。となると空港のように競合他社が複数存在している中で圧倒的に不利なレートを用いることはビジネス上あり得ないだろうと思いますので、このレートが利用者にとって極端に割高ということでもないと受け止めます。
そもそも私がこれらの外貨を利用していたころはたぶん1ドル80円前後をウロウロ、1ウォン0.067円ぐらいだったはずですので単純に額面だけを見ればプラスです。そして何より、使い道のなかった外貨が簡単に日本円に両替できたこと、それが素直に嬉しいです。
手元に使い道のない外貨が残っている方は、ぜひ一度「ポケットチェンジ」を試してみて下さい。また、その際にはクーポンコード「9904194」をお忘れなく。