行政機関に提出する書類のDX化

自分ひとりのぼっち法人であっても、複数の行政機関に定期的に提出しなければならない書類がいくつかあります。ただし私の場合、役員報酬をかなり低く抑えていることもあり提出しなければならない書類は限られています。

これらの書類、以前は送られてきたもの、またはネットからダウンロードしたものに記入し各機関に提出していましたが現在はネットで完結できるようになったものもあります。

被保険者報酬月額算定基礎届

提出先:管轄の年金事務所

期限:毎年7月1日から7月10日まで

作成、提出方法:e-Gov電子申請(GビズID要)

紙で提出、郵送する際の切手代は当方負担でしたので毎年何となく損した気分でした。それがなくなってスッキリ。

所得税徴収高計算書

提出先:管轄の税務署

期限:1~6月にかけて徴収した源泉所得税を7月10日、7~12月にかけて徴収した源泉所得税を翌年1月20日まで(納期特例の場合)

作成、提出方法:e-TAX

給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表

提出先:管轄の税務署

提出期限:給与や退職金などの支払い金額が確定した年の翌年1月31日まで

作成、提出方法:e-TAX

紙だとこんなイメージ、e-TAX利用時はちょっと見た目が変わります。

税務署周辺を毎日のように通っているので税務署に書類を提出すること自体は苦ではないのですが、受付で別途A4の紙に記入させられることに毎回とてもモヤモヤしていました。

「住所氏名等を記載している書類を持ってきているのに別途紙を使うなんて単なる税金の無駄遣いだろうが、ゴラァ!税務署が一番DX化が遅れており税金を無駄遣いしている最大の組織なんじゃねーのか?こんなアナログ組織でどうやって全ての国民(法人)から公平に税金を徴収することができるのか?」

的なことをしばしば問い質すこともありました。

e-TAXはユーザーインターフェースのセンスが悪く使いづらい仕様ですが、それでもDX化によりこんな思いをしなくて済むことが一番のメリットです。

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