民泊開業まであとわずか
2024年6月中には開業の予定で進めていた民泊ですが、2024年7月中旬現在、まだ開業に至っていません。
消防からのダメ出し
5月末までに家具家電等の一通りのセットアップが完了、あとは行政関連の手続きだけとなっていました。宿泊施設代行業者によれば
「6月中には開業できるよう進めています!(キリッ)」
その時点で私としてやることはもうなく、もはや「果報は寝て待て」状態となっていました。
ところが、6月上旬のある日、登録していない電話番号からの着信がありました。登録外の電話には原則出ない主義の私ですが「市外局番0166」ということから旭川からの電話であることは明らか、これはさすがに出るべきだと即決。電話をかけてきた相手は旭川消防本部でした。その内容は
民泊開業の申請を受けたので物件を確認したのですが、避難経路に問題があるためこのままでは許可できません!
問題として指摘されたのは2件。
- 防火扉が開かない
- 非常階段のドアが開かない
防火扉が開かない原因は床に敷かれているカーペットに引っかかっているからであることは明らか。非常階段のドアはちょっとわからないのですが、一番単純なのは鍵がかかっているからでしょう。
民泊開業に伴い消防から求められる基準のひとつに「避難経路として2つのルートが確保されていること」があるのですが、現状では2つのルートともに問題ありという指摘でした。
指摘された部分の改修を依頼
本物件は賃貸であるため私ができることと言えばオーナー様に連絡し問題を解消してもらうよう依頼することだけ。ただ、私が間に入っても伝わらないこともあるため、消防とオーナー様で直接話してもらうように段取りました。その結果
- 防火扉前のカーペットを剥がしてもらう
- 地元の管理会社に非常階段のドアのチェックしてもらう
どちらも迅速に対応してもらえることになりました。ただ、これらの不具合を改修した上で消防にもう一度現地確認してもらう必要があることから、この時点でもはや6月中の開業は厳しいだろうと受け止めていました。
仕切り直しのスケジュールを確認
その後しばらく果報を待っていたのですが、7月中旬になっても何の連絡もありませんでした。さすがに業を煮やし、宿泊施設代行業者に連絡、すると「申し訳ありません、アップデートを忘れていました」。
- 7月上旬:消防から適合証明→行政書士へ全ての書類を提出
- 7月中旬:行政書士から行政へ民泊開業の届出→承認
行政への手続き関連は全て完了したとの連絡がありました。
今後の予定としては
- 行政承認の通知書面待ち
- 通知書の受領後、Airbnbへ物件登録、集客開始
「リスティングの準備は既に完了しているので通知書受領後すぐに開業できる見込みです」
とのことでしたので7月中には開業できる見込みです。