自宅のデスクトップPCのHDDをSSDに換装

我が家のメインPCのパフォーマンスのお話しは以前にも取り上げていました。

2016年ごろに購入したDELLのデスクトップPC、いまだに現役として普通に使えるぐらいのパフォーマンスはあると感じているのですが

とにかく起動が遅い!遅すぎる!!

遅いのは起動時だけなのですが、、、それでも毎日最低朝晩1回立ち上げているとして1日2回の何とも言えないイライラ。あくまでもイメージですが、電源を入れてパスワードを入れてブラウザが立ち上げるまでに3、4分?これがどうしても我慢できなくなってきました。

たったそれだけの時間?かも知れませんが、これが正直とてもストレスなのです。私はほぼブラウザしか使わないのでこれだけで済んでいますが、様々な重いアプリを使ったら余計にストレスを感じるでしょう。

こんな自宅のPC環境に対して私の今までのスタンスは「我慢してもう少し使い続け、近いうちに買い替え」でした。しかし、買い替えとなると本体もパワーアップしてi7、メインメモリは当然16GB、ストレージはSSD、さらにモニタも27インチ以上にしたい、そうなると費用が、、、となると実際には「いつ実現できるかわからない状態」。そこで、安価かつ簡単にパフォーマンスアップを実現すべく(そして最低あと数年はこのままもたせるために)

HDD → SSDへの換装

を行うこととしました。

HDDからSSDにするメリット

HDDのようにメカの部分がないため静音化、同時に低消費電力化もするので何よりノートPCに最適なSSD化。実際、私も過去に使っていたノートPCでは自分でSSDに換装して使っていました。

対して今回の対象は自宅のデスクトップPC。ここで求めるものは兎にも角にも高速化です。リード・ライトが格段に速くなることは既にノートPCでも体感済み、正直、劇的に違うと感じます。

メリットがあればデメリットもあるのですが、、、気にしない気にしない。ちなみに私はクローンを作ってコピーではなく0からクリーンインストールします。

対応SSDを調べてみる

世界的な統一規格で作られているPCの世界。難しいことを考える必要はなく、普通に売っているものを買ってくればほぼ問題なく動くものなのですが、、、念の為調べたいですよね?そんな方向けにいくつかのサイトで互換性チェックをすることも可能です。例えばこちら。

Crucial SSDストレージ – アップグレードの互換性を保証

「スキャンを開始する」を選ぶとexe.ファイルをダウンロードして起動するのでちょっと不安になる方もいるかと思いますが、、、CrucialはMicronというFlashメモリ(SSDの中に入っているメモリ)の老舗(昔とった杵柄的な)の半導体メーカーがベースの会社ですのであまり心配する必要はないでしょう(と私は思っています)。

このアプリを起動すると自分のPCの名前からHDDやメモリの構成がわかり、そこから対応するCrucialの製品がわかります。それをそのまま使ってもいいですし、その商品の互換品を探してもいいと思います。

SSDを実装

買ったのはこれら

SSDは上記サイトで調べてリコメンドされたものをそのままポチりました。元々、これを買うつもりでいたので。


Crucial SSD 500GB MX500 内蔵2.5インチ 7mm (9.5mmスペーサー付属) 5年保証 【PlayStation4 動作確認済】 正規代理店保証品 CT500MX500SSD1/JP

さらに今回、メモリスロットに空きがあったことが判明しました。現状8GBを1本挿しているだけ、もう1スロット空きがあるので「どうせ本体を開けることだし、だったら8GBをもう1本挿して16GBに」と考えメモリも一緒に買いました。こちらはリコメンドされたものではなく同等品のもっと安いものにしました。


Micron デスクトップPC用 メモリ PC3L-12800U (DDR3L-1600) 8GB 1.35V/1.5V対応 Side3[並行輸入]

合わせて12,000円ぐらいの出費です。

他の方のサイトを見ると「ブラケット」と「SATA3ケーブル」、これらも必要とされていますが、私はこれらを手配していません。その理由は

  • ブラケット:デスクトップPCなのでケースの中に置ければそれでよし
  • SATA3ケーブル:クリーンインストールのためクローン化する必要がないのでケーブルも要らない

まずは起動ディスクの作成

PCを買ったときにDVD-Rで起動ディスクを作っておいた記憶があったのですが、それはWin8までなんですね。Win10では自前で起動ディスクを作る必要があります。以前、Ubuntuのために買った32GBのUSBメモリが余っていた?のでそれを流用しました。


BUFFALO【国内メーカー】 USBメモリ 32GB ノックスライド式 USB3.2(Gen1)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0 充実サポート RUF3-KS32GA-WH/N

しかしこれが、、、アホみたいに時間がかかりました。「フリーズしてる?」と思うほど進まない。

結局4時間以上かかってやって完成しました。あとで調べてみると「バックアップ」これを同時に取っていたからだと思われます。どうせクリーンインストールなのでこの作業は無駄でした。さらに一苦労があったのですがそれは下記で。

交換は簡単

準備が整ったので交換に入ります。2000年ごろから自作PCを何台も作ってきた私。特に困ることもなくサクサク進めます。基本的にはプラスドライバ1本でできるはずです。

ケースを開けてみると、、、キチャナイ。

5年分のホコリがたっぷり溜まっていたのでついでに清掃も。

この写真のファンの上にあるのがHDDなのですがそのHDDの下にDVDドライブ、さらにその下にメモリスロットがあるので先にそちらに手を付けました。

2つあるメモリストットのひとつが空いているのでそこに今回購入したメモリを挿してからDVDドライブを元の位置に戻します。

そしてHDDを取り外してSSDを装着。

ガラ空き状態になってしまいましたがデスクトップなので持ち運ぶこともなく本体自体も軽量のため、このケーブルに吊られているだけで十分です。気になる方はブラケットも買ってネジで固定して下さい。

再セットアップ

クリーンインストールなので0からやり直しです。ここが一番時間がかかることは想定内。それでもクリーンインストールする理由は「過去の余計なアプリやデータはこの世から抹消したいから」。不具合防止のためにも昔から定期的にこの作業をしたい私です。

現在私は「全てのデータ」をクラウド上に置いてあり、逆にローカルにはほぼ何のデータもありません。なので消えて困るものがないのです。当然ながらいくつかのアプリ等は再インストールしなければなりませんが、そんなことは大した手間ではありません。ChromeとEdgeでログインすればブックマークも全て復活、便利な世の中になったものです。

ということで始めます。上記で作っておいた起動ディスクからPCを立ち上げ、OSをインストールしていくのですが、、、、んっ?エラー!?何回やっても作業進捗88%あたりでエラーになってしまいます。起動ディスクの作成とこの作業だけで既に5、6時間経ってしましました。

何回やってもダメなのでさすがにググってみると、、、この手のエラー、ありがちのようです。その場合の対処方法がDELLのサポートページにも記載されていました。要するにMSのサイトから起動ディスクを作り直せ、とのことらしいです(先に言えっ!)。その結果、無事にセットアップができました。

パフォーマンス測定

再セットアップ直後の状態でのパフォーマンス測定をしてみました。測定に使ったのは以前と同じWinSAT。ちなみに以前の結果はこうなっていました。

これがSSD+メモリ増量(16GB)した結果、、、

素晴らしい!劇的な改善!

プライマリハードディスクの数値が大きく変わりました。何をしたわけでもないのについでにグラフィックスの数値も改善。ただ、プロセッサとメモリが下がった理由が?

まあいいです。結果として不満の元凶だった起動の大幅スピードアップを実現、起動まで1分未満!今までが各駅停車の電車だとしたら今は新幹線ぐらいの差に感じます。

これであと数年、現役で頑張ってくれれば元は十分取れるでしょう。

取り外したHDDの再利用

1TBのHDDが余ってしまいましたが、、、捨てます!

ネットで調べてみると、再利用の用途は外付けHDDやNAS等。しかし、、、私にそんな用途は必要ありません。上記のとおり、すべてのデータはクラウドにあるのでバックアップの必要もなし、ネットにさえ繋がればハードに依存することなくデータにアクセスも可能です。

メカニカルな部分がなく全てがシリコン上で処理できるため速くて軽くて静かなSSDは相当安くなりました。また、USBメモリを使えばデータの持ち運びも簡単です。なのにそもそも遅くて使えないとして交換した、旧石器時代の遺物のようなHDDの使いみちなんて今さらないのです。