年末調整:源泉徴収税と法定調書合計表

毎年11月になると送られてる分厚い郵便物、それが

年末調整のしかた等在中

私の場合、個人事業主分と法人分の2通が届きます。

年末調整とは

毎年のことですが念のため。

年末調整とは、源泉徴収された税額の年間の合計額と、年税額を一致させる精算の手続です。

年末調整の対象となっているのは、原則として、勤務先に「扶養控除等申告書」を提出している人ですが、給与の収入金額が2,000万円を超える人など、一定の人は年末調整の対象とはなりません。

この精算の手続をするためには、「扶養控除等申告書」のほか、「基礎控除申告書」、「配偶者控除等申告書」、「所得金額調整控除申告書」、「保険料控除申告書」又は「住宅借入金等特別控除申告書」を勤務先に提出する必要があります。

https://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/index/kyuyosyotokusya.htm#a000

年に1回しかやらないので毎回やり方を忘れてしまいます。

個人事業主の年末調整

基本的に個人事業主は年末調整を行う必要はありません。それはなぜか?この疑問を解消するためには、そもそも年末調整とは何なのか?を理解する必要があります。

会社員などの給与所得者は、毎月の給料から所得税が差し引かれています(源泉徴収)。これは、会社が個人の代わりに納税をしているということです。しかし、給与所得者には様々な「控除」があります。その控除分を考慮しないと税金を納め過ぎてしまうためその調整を行う作業、それが年末調整です。

対して個人事業主の場合は、原則全て自分で管理し「確定申告」によって納税額を確定し納付しているため、年末調整という作業は必要ありません

場合によっては個人事業主でも年末調整が必要なケースもあります。例えば私の場合、個人事業主兼法人からの給与所得者であるため、個人事業主としては作成しませんが給与所得者としては作成しています。

ただし、、、そもそもあえて源泉徴収の必要がない給与額に設定しています。源泉徴収していないということは何をしようと還付はない、ということです。

年末調整アプリ

国税庁は2020年からPC向け、スマホ向けにアプリをリリースしています。そして2021年版でのアップデートも行っています。が、、、相変わらずのクソっぷり。

PC向けアプリに関しては、何より「証明書のインストール」を求められる時点でダメですね。

スマホ版に関しても評価を見れば一目瞭然、全く使いものになりません。

国税庁がやっている限りこのクソUI/UXは変わらないでしょう=使いものにならないということ。早くデジタル庁に全てを任せるべきだと思います。

ということから今期も紙とペン、またはPDFによるなんちゃってデジタル、で対応するのがベストと判断します。

各種申告書・記載例(扶養控除等申告書など)

法人の年末調整

通常、法人の担当部署は給与所得者から年末調整の資料を受け取ります。そして源泉徴収との過不足を法人側で計算して過納分の還付 or 不足額の徴収という手続きになるのですが、、、上記の通り、そもそも私の法人は私個人から源泉徴収していないため計算の必要がありません。

ということから 「扶養控除等申告書」「基礎控除申告書」「配偶者控除等申告書」「所得金額調整控除申告書」「保険料控除申告書」「住宅借入金等特別控除申告書」 これらに関しては保存の義務以外、何もする必要がありません。

ただし、これらとは別に、毎年処理しなければならない手続きがあります。

源泉徴収税

こちらは年に2回、7月と1月に提出するもの。

私の法人の場合、給与での源泉徴収はありませんが、それ以外にも源泉徴収が発生するやり取りがあった場合、これの提出と納付をしなければなりません。

よくある例としては専門家報酬です。税理士や弁護士などに報酬を払った際には源泉徴収が含まれる場合があります。そのときは当然ながら、これに記載し納付しなければなりません。

そして、忘れてはいけないのは「0円でも提出する」ということ。税務署に対して「源泉徴収はありませんでした」という報告が必要なのです。

法定調書合計表

超単純作業のこれこそとっととDX化して欲しいです。

もう何が何だか、どこに何を記入するのか?全く記憶にございません。ということで1年前の作業を思い出します。

備忘録として記録を残しておいてよかったです。

年間給与額と「該当なし」を記入しておしまいです。

さすがに11月中の提出は早すぎると思うので、12月中旬以降に提出します。