シニアの起業:今からでも可能?シニアからはじめるせどり

2020年3月18日

いつでもだれでもすぐにできる「せどり」

特別な資格もなく誰でもやろうと思えばすぐにできる副業のひとつ、何なら規模拡大して起業も可能なビジネスのひとつがせどり、要するに転売です。

街中にはブックオフ、蔦屋、ソフマップ、変化球的なまんだらけなんかもそうですが中古転売を生業としてる会社が普通にたくさん存在しているように、やり方一つでビジネスとしても十分成立します。

副業や起業を意識した場合、素人からでも手を付けやすい業種のひとつだと思いますし、実際、私も一時期は本業的にやっていたこともあります。

せどりのビジネスモデル

需要と供給のGAPをいかに見つけるか?

そこにかかっています。もっと簡単に言えば

安く仕入れて高く売る

それだけのことです。

例えば2010年ごろに流行ったのはブックオフせどり。

ブックオフの100円コーナーで仕入れてアマゾンで300円で売る、みたいなやり方です。ブックオフは全国にFC展開しており、全店舗の担当者がいちいち今の需要をチェックしたりすることは不可能です。そこでブックオフでは、持ち込まれた買取依頼品をマニュアルに沿って機械的に買取りしています。 そこに実際の需要とのGAPが生まれるのです。

本についているバーコードをスマホで読み取れば、今、アマゾンでその中古本がいくらで売られているのかがわかります。それで調べて最低価格より下で売っても利益が出るようなら仕入れる、そんな感じです。

本に限らず多くの商品にバーコードは付いていますので多くのカテゴリーで同じ手法を用いることも可能です。

2020年の今ではコストコで仕入れる人も多いようですね。

コストコは全国各地にあるわけではないので立ち回りしやすいと思います。量販店では大量仕入れを嫌がる、禁止しているところも多いですがコストコは原則転売OKなので後ろめたさもありません。

コストコで安い商品を大量に仕入れる → Amazonやメルカリ等で販売する

そんなことを機械的に続けるだけです。

さらに転売用のアプリやウェブサービスを使えばもっと色々な情報が仕入れられます。

リサーチから仕入れまでこれ一つでOK【オークファンプロPlus】

例えば人気の商品であれば少し高く仕入れても売れるとか、見かけ上の利益はしっかり取れるけどなかなか売れなさそう、みたいなものもわかります。

ただしこの時期、マスクやトイレットペーパーは止めておきましょう。

必要な資格

業としてやるためには厳密には古物商の許可が必要です。これは試験などなく申請するだけなので必要な方は取得しておきましょう。

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ただ、まずは練習として自分の不用品を売る、これなら許可は入りません。売れる売れないは別にしてもこれなら誰にでもできるでしょう。

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せどりのメリット

ビジネスの基本を体験できる

ビジネスの基本と言ってもたくさんあると思いますが、売買を考えた場合、一番気にしなければならないことは

安く売って高く売る・在庫を滞留させずに早く売る

これを簡単に体感できます。また同時に安けれりゃ売れるわけでもない、こんなことも肌で感じることができます。

さらにビジネスとして続ける場合には安定的な数量を安価で仕入れられるチャネル形成が必要、そんなことも見えてきます。

自分の得意分野がより深まる

他人と同じ土俵で戦っていくのは消耗するだけなのでどこかで差別化、ブルーオーシャンを探していくことになります。その結果、競合と戦える自分の得意分野ができてきます。

私の場合、取り扱う商品は中古本 → 新品本 → (以降、新品のみ)そこでしか売っていないお土産的なもの → 時計や家電の限定品 → ゲームソフト → フィギュア

そして販売チャネルは国内 → 海外専門(ebay)

こんな流れをたどり、最終的にはフィギュアばかりを約1000アイテム取り扱い、月商80万円ぐらいまで規模拡大しました。

売るためのノウハウを積み上げていける

上記の通り安くても売れないものは売れない、そこでどうすれば売れるのか?を考えることになります。

  • いくらで仕入れていくらで売るのか
  • どこで売るのか
  • どんな説明文をつけるのか

こんなことを日々意識しながら試行錯誤していくのでおのずと自分にとってのノウハウが積み上げられていきます。

全てを外注化できる

仕入れも販売も発送も費用さえ払えば全て外注化できます。仕事は丸投げして自分は毎日遊んで暮らす、そんなことも可能、な場合もあります。

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せどりのデメリット

レッドオーシャン

これに尽きます。誰でも簡単に参入できる=スタート時点から競合過多です。そこには不毛な価格競争しかありません。特に新参者は信用も評価も全くないためその中でも最底辺からのスタートとなります。

仕入れが命

定価1,000円のものを1円で仕入れて10円で売り出しても売れないものは売れません。世の中、需要がないものはタダでも売れないのです。

たまに驚くほど利益がしっかり取れ、すぐにでも売れるものを仕入れられることもあります。ただ、通常はその1個、1回だけです。

高く売れるものを常に安定的に、かつ安く仕入れる、これが一番のネックとなります。

偽物との不毛な戦い

私が当初、全く想定していなかったけど最後まで大きな問題だった出来事として偽物との戦いがありました。

最終的にフィギュアをメインとしていた私ですが、中国から大量に偽物が出品されていました。商品説明の写真や説明は日本のメーカーのHPからまるごとパクってくるのでそこでは見分けがつきません。なのに価格は私の半分以下。

日本のメーカーの新品の商品なのに中国や韓国から出品なら怪しいと思って当然だと思うのは日本人だけかも知れません。海外の購入者には「同じものが安く買えるならそっち」というユーザーもたくさんいます。

私には「以前偽物を掴まされたことがあるから以降は信頼できるお前から買う」というリピーターも数人できましたが、それだけではビジネスとして成立しません。

滞留在庫とキャッシュフロー

仕入れたものが売れないということはその商品を置いておくスペースが必要となります。ビジネス的に考えるとスペースもお金です。

さらに、既に仕入れた際にお金を払っている=キャッシュアウトしています。早く売却してキャッシュインしないと次の仕入れができなくなる、要するにキャッシュフローが悪くなってしまいます。

最終的に損切りしてまで売却するのでは何のためにやっているのかわからなくなってしまいます。

私の場合ですが、このリスクヘッジのためにリアル在庫は一部にしてほとんどを無在庫に切り替えました。ただし、それはそれで大変でした。

実際売れたときに商品が仕入れられない、仕入れられても高い、納期がかかる、ではビジネスにならないため、毎日約200アイテム以上の商品の価格チェックすることが業務のようになってしまいました。

その結果はメンタルの消耗。そんなこともあってある時期をもって撤退しました。

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結論

競合も多く、常に高回転で利益の出る商品を仕入れ続け、販売し続けることは想像以上に体力とメンタルが消耗します。なので本業としては???と私は感じてしまいますが、副業や将来の起業のための練習として手を出してみるならアリだと思いまし、安定的に売れる商品を仕入れられ続けられるのであればやってみる価値は十分あると思います。