シニアでもできるDIY:浴室換気扇をセルフで交換

以前に別の場所で書いていたブログで取り上げていたネタ(振り返ってみれば2014年でした)なのですが、いまだに需要があるようなので、改訂版としてこちらでも取り上げておきます。

西暦2000年のときの設備

私がマイホームを購入したのはミレニアムと呼ばれた2000年です。

ということは、そこに付随する設備も当然ながらみんなこの時代のもの。

浴室換気扇に関しては、こんな設備が備え付けられていました。

シンワハイテク社製のDKT-2500。

ネットで調べてみると、当時はユニットバスとセットでよく使われていたモデルのようです。

浴室乾燥機能付きでしたが、お試し稼働以降、全く使っていませんでした。

今の時代の浴室乾燥機能がどんなものかは知りませんが、当時のこれはイメージ的には大型のドライヤーがブオォォォと温風を吹き出し続けるだけのもの。

ダイレクトに風が当たるところは乾きますが下のほうはさっぱりでした。

電気代がかかるだけで効果は薄いと感じ、以降ずっと使っていませんでした。

設備の税法上の法定耐用年数は15年ですが、実際には10年を超えるところあたりから、あちこちで不具合が発生しはじめます。

そしてそのうち、うんともすんとも言わなくなりました。

まあ、使ってなかったからいいんですけど。

なので浴室乾燥機能はどうでもいいのですが浴室換気扇、こちらまで放置しておくわけにはいきません。

こちらも不具合、徐々に異音が出続けるようになり機能的にも?天井に黒カビが目立つようになってきました。

そしてある日、とうとう逝ってしまいました。

後継機種

壊れたなら直すしかありません。

でも、そもそもシンワハイテク社って?

今は、というより2014年当時で既に存在しておらず、2000年にホッチキスで有名なマックス(株)に買収されていました。

そして、そのマックス社のHPに記載があるのですが

DKT-2500 後継機種 なし

ないんかいっ!

DIYを決断

交換を業者に頼むといくら掛かるのかなぁ?

そんな不安も当然ありました。

そこで軽く調べてみたところ、浴室乾燥機能も含めてごっそり交換すると、ざっと10万円~15万円コースのようです。

それはさすがにモッタイナイ

そしてそもそも私、電気工事士でした。

不動産業として、自分でできるところは自分でやってしまうことを目的に取った資格でもあります。

浴室換気扇の部分はパッと見、超シンプルな構造であると思えました。

単純にハードを入れ替え、電源を繋げば動くはず。

そう思って

セルフで交換する

という決断をしました。

代替え機種選定

メーカーが後継機種のリリースをしていない以上、別のものを探すしかありません。

私の唯一の情報源であるネットで調べてみると、当時からいくつかのセルフの事例が見つかりました。

気になるのはサイズ。

ハマらないことには意味がありません。

既存の製品の正確なサイズが不明でしたので、とりあえずザックリと測定、それとほぼ同じサイズのようなもの(あくまでも感覚のみ)を探しました。

その結果、見つけたのがこちら。


三菱電機(MITSUBISHI)ダクト用換気扇VD-10ZC12

値段もお手頃でした。

ただ、当時と今では最後の数字が異なります(当時はZC9)ので、サイズは要確認です(たぶんおんなじだと思いますが)。

他に必要なもの

換気扇本体だけあっても交換作業はできません。

安全確実に作業を行うためには他にも必要なものがあります。

脚立


コーナン オリジナル アルミ踏台 3段 高さ76cm RN10FD-03RN

浴室天井部分の作業ですが、安全にその場所に手が届く足元を確保する必要があります。

普通の家庭の浴室なら2尺で足りると思って既に持っていたものでやろうとしましたが、、、足りませんでした。

私、身長は178cmあるのですが、それでも2尺では届かない部分があったので最低でも3尺が必要です。

安全確実な作業を行うために足元を安定させることはとても大事ですので、ここはしっかり準備して下さい。

近所のホームセンターで3000円台で買えると思います。

アルミテープ

ダクトの隙間を塞ぐためのものです。


ニトムズ アルミテープS 50mm×10m J3230

今の時代ならホームセンターどころか100均でも買えると思います。

最低限の工具

ニッパー and/or ペンチ、それにドライバ、これだけあれば大丈夫なはずですが、、、状況によってはドリルも必要かも知れません(我が家は必要でした)。

買ってみた

そこそこ大きめなホームセンターでも買えますが、アマゾンのほうが圧倒的に安かったのでそちらで調達しました。

サイズは規格モノ?

みんな同じかも?と感じましたが、、、実際はわかりませんので自分で調べてみて下さい。

DIY開始

既存品撤去

  1. ガードを取り外す
  2. 脚立を使って点検口に頭を潜り込ませる
  3. ダクトに巻かれているアルミテープを剥がす
  4. ネジを外す
  5. 電源ケーブルをカット
  6. 換気扇本体を取り外す

ここまでに使った工具はニッパーだけです。

新しい換気扇を設置

サイズはほぼピッタリでした。

  1. まずは本体を穴を通して仮固定
  2. 排気用のパーツをダクトに繋げアルミテープでぐるぐる巻きに
  3. 排気用パーツをネジ止め(ちょっと苦労
  4. 本体に電源ケーブルを差し込み
  5. 本体部をきちんと設置しネジ止めで固定
  6. ガードを取付

ちょっと苦労したのはネジ止めでした。

付属のネジを使って、天井の板を貫通させて固定するのですが、そのネジが防水加工されている天井を貫いてくれませんでした。

仕方ないので持っていたドリルで下穴を開け、そこを通して固定しました。

ただ、あとから冷静になって考えてみれば、無理して天井に穴を開けてネジ止めする必要があったのか?

グラグラ動く訳でもないのでそのままでもよかったでしょうし、気になるなら両面テープなどで固定という選択肢もありました。

稼働

ちみなにスイッチ類のパネルのほうはそのまま流用です。

スイッチオン!

んっ!?動いている?失敗した?

実際にはちゃんと動いていました。

単に今まで使っていた古いものと比べてとっても静かな稼働音であった、ということです。
そりゃ10年以上も経っていれば2~3世代ぐらいは進化しているでしょうね。

要資格

業者に頼めば10万円以上(ただし乾燥機能含む、換気扇だけなら3~5万円ってとこ?)、それがセルフなら1万円程度、1時間もあればできてしまいます。

安いからなんでもかんでもセルフが万能、とは決して思いませんが、簡単な作業なら費用対効果は高いと思います。

ただし、壁の内側の配線に手を触れるこの作業をするためには電気工事士の資格が必要(なはず)です。

資格がなくても作業そのものは簡単にできますが、法律上は必要です。

「原付の免許がなくても運転自体はできる、だから運転しちゃった」

こんなことが当然許されないことは一般常識を備えている方ならわかると思います。

この作業をやりたい方は先に資格を取って下さい。

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