送りつけ商法?ナショナルペンが届いた

法人の登記上の住所にもなっている自宅には様々な郵便物が届きます。先日も自宅に1通の封筒が届いていました。

それらをいちいち確認することはせず「見るからに」というものはそのままゴミ箱に直行。そして一部は「配達拒絶」としているのですが、この封筒は郵便ではなくヤマトのメール便。
電話連絡しないと引き取りにも来てくれないようなので、ちょっとググってから開封してみました。
名入りのボールペン
入っていたのは会社名と電話番号がレーザーで刻印されたボールペンでした。ただ、会社名のあとに「本店」と印字されていたのはリサーチ不足ですね。

一緒に注文書も入っており、そのまますぐに発注できるようになっていました。

サンプルがあるので質の判断はしやすいですね。全体的に滑り止めが効いており書きやすそうです。また、片方はタッチペン対応になっているのでスマホ、タブレット、ゲーム機にも使えます。
100本からの受付で1本99円。100本でも700本でも99円となっていました。これが安いか高いかは普段どんなノベルティを手配しているかによって異なるでしょう。
納期は約3週間と記載されていました。
データ入手元は法務局?
送ってきたタイミングは法人設立10周年。
法人名、住所、電話番号が判明していることからローラー作戦で謄本を上げたものと想像します。謄本なんて誰でも取れますからね。
よく「個人情報ガァー」と騒ぐ人がいますが、例えば保有しているマイホームだっていつでも誰でも法務局で登記簿謄本が入手できちゃうんですよ。自宅や携帯の電話番号だってたくさんの業者が把握しています。
ネット通販、してますよね?住所、氏名、電話番号からカード番号まで入力してるはずです。カード番号とセキュリティコードが盗まれて不正使用された?そんなもん、カード会社が補償してくれます。
個人情報なんて既にダダ漏れで防ぎようはありません。また、ほとんどの人において、漏れても特に不都合もないもの。それを必死に防ごうとする行為は無駄であり滑稽だとすら思っています。
ひとつのビジネスモデル
送付元は「ナショナルペン」という会社。
調べてみると昔から同じようなことをやっているそれなりにちゃんとした会社のようです。いわゆる「送りつけ商法」ではないと判断してから開封しました。
大量に同じサンプルを配布して、あとはひたすら注文を待つという手法は昔からよくあるやり方ですよね。この会社の場合はそれが世界規模で、ということなのでしょう。ネットが普及しデジタル化された世界だからこそできるモデルだと思います。
受注率がどの程度かはわかりませんが一桁%あればOK、ぐらい?街中で無料サンプルを配ったりテレビCMを垂れ流すより費用対効果は高いと感じます。
そもそも私の法人にノベルティグッズは一切必要なくここに発注することはありませんので、このサンプルだけいただいておきます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません