シニアでもできる:格安ノートPCを再活用、Ubuntuを導入(準備編)

以前から使用しているサブ機のノートPC。

あくまでもいざというときのサブ機であり、普段はメディアビューワとして、さらにたまにあるZoom会議用に使っていました。
しかし、、、サブ機として割り切ってはいるものの、それにしても遅い、遅すぎる!
一応、毎日電源を入れているので、WindowsUpdateも定期的に行っていますが、下手をしたら半日コース。
とにかくまず起動が遅く、次に起動しても反応が遅く、何をするにも私が普段使いしているデスクトップの3倍以上かかっている感じです。
イメージで言えば、私のデスクトップは今の時代なら新幹線の「のぞみ」ではなく「ひかり」、対してこのノートPCは「こだま」どころか、在来線の各駅停車クラスです。
正直なところ、これなら以前まで使っていたKindle fireのほうが、よっぽど効率よく作業できそうです。

Fire HD 8 Plus タブレット スレート (8インチHDディスプレイ) 32GB
イライラが収まらないため、このたび運用を見直すことにしました。
スペックの再確認
そもそもサブ機としてのエマージェンシー用途のためWindowsが動けばいいという前提で、当時とにかく安いモデルを購入しました。
たしか39,800円だったかと思います。
そのスペックは以下のとおり。

Celeron300Aをオーバークロックで使って自作PCを組んでいたあのころはWindows95の時代。
今ならCeleronのパフォーマンスだった当時の何10倍にも上がっていると思います。
CPUのパフォーマンス比較の記事があったのでそれを参照してみたところ

Celeronシリーズは性能が低いものの、ネットや動画を見たり、ちょっとした文書を作成するのには十分です。ただしストレージがHDDだったり、メモリー容量が4GB未満だと、パフォーマンスが落ちることがあります。
https://little-beans.net/exposition/compare-celeron/
Core i3の半分以下。
しかもHDD x 4GBでは今の時代、使い物にならないんですね。
せめてSSD x 8GBは必須でしょうね。
実際、昔のCore i5でもSSD x 8GBなら何らストレスを感じていません。
捨てる?売る?それとも、、、
売るにしても10,000円いかないぐらいだと思われるので、この際捨ててしまうか、誰かにあげるか、とも考えました。
しかし
やっぱりエマージェンシー用の端末は1台確保しておきたい
という思いがあります。
それでもこいつはまず捨てて、久しぶりに上記のようなKindle fireの現行モデルを買う、という発想もありましたが、、、ふと、昔とった杵柄を思い出しました。
それは
Linuxの導入
Linuxであれば低スペックPCでもサクサク動くことは、何年か前にも一度試したことがあります。
どうせ最終的には捨てるつもりなら、その前におもちゃとして弄り倒すのもありかと考えました。
そんなLinux、色々とディストリビューション、簡単に言えば「種類」があるのですが、私はプロでもセミプロでもなく、アマに毛が生えた程度ですので、以前にも使っていた
Ubuntu (ウブンチュとかウブンツと読みます)
を導入することにします。
リカバリディスクの作成
HDDを全面的にLinuxで占有させる予定なので、いざというとき(誰かにあげるとか売却とか)のためにリカバリディスクの作成からスタートです。
リカバリディスク、今どきはこれとて相当の容量食うんですね。
仕方ないので32GBのUSBメモリを2個買うことになりました。

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1個はリカバリディスク用、そしてもう1個はUbuntuの起動ディスク用です。

リカバリディスクの作成方法は、各社のHPに記載があると思います。

ということで早速作成の準備をはじめたのですが、、、

んっ!16GBでよかったの!?
もう遅いので仕方ありませんが、32GBを準備したのが損した気分です。
そして作成をすること1時間、2時間、、、、
結局4時間かかりました。
正直、これだけで心が折れてしまいました。
インストールも相当時間がかかることが想像される、さらにセットアップも必要、ということで次のステップは後日にします。