シニアでもできる:納税猶予の申請をしてみた

何があっても逃げられないのが「税金」。
学校で習いましたよね、納税の義務。
自己破産してさえも税金だけは免除になりません。
そりゃそうです、破産して免責されてしまうのであれば悪事もやり放題、最後に破産して逃げれば勝ちになってしまいます。
そんな税金の中でも特に融通が利かない、厳しいものが
国税
支払いが遅れれば法外(法律内ですけど)な利息(15%程度)も無慈悲にどんどん乗ってくる、とても恐ろしい制度です。
地方税であれば各都道府県税事務所などに相談すれば色々な対処法を考えてくれる場合もありますが、それが国税となると、、、
対処法を考えてくれないとは言いませんが、そこは地方税より相当厳しいハードルになっています。
そんな国税ですが、さすがに今回の新型コロナには勝てなかったようです。
先の見えないこのコロナ禍においてはキャッシュアウトを抑えることも重要なアクションのひとつです。
正当な仕組みですので使えるものは使い倒してでも今を乗り切りましょう。
納税の猶予制度
詳細はこちらのリンクに書かれていますので、お時間のあるときにチェックしてみて下さい。
ただ、ページはちょっと情報量が多いので全部を読むのは大変だと思いますので簡単に説明すると
コロナの影響で収入が2割以上減少していれば無担保・無利息で納付を1年延長してもらえるというものです。

上記にもありますが、今までも猶予の制度自体はありました。
しかし、以前の制度では軽減されるとは言っても利息(延滞税)はかかる制度でした。
それが今回は無利息!
申請にあたって
申請に関する不明点は事前に国税局猶予相談センターに相談することも可能です。
また、YouTubeでも確認できます。
国が作った割には?ちゃんと見れる動画になっていました。
私自身はこのYouTubeを見ただけ、相談センターに確認することなく申請書の作成に手をつけました。
申請書の作成
PDFやエクセルでフォーマットがダウンロードできます。
マクロで計算式が入っているので、操作に抵抗がなければエクセルのフォーマットをオススメします。

送付
ウイルス拡散防止の観点から、国税庁からも「郵送での発送」を勧めているのでそれに従うことにしました。
結果はどうなるかわかりませんが、申請が通れば今年分30万円近くを来年に延期できます。
それによってできなかったことができるようになる可能性もあります。
また、同じフォーマットで地方税にも転用できるようなどこかに書いてありました。
私は地方税で大きなものはないのでスルーしましたが、二度手間にならないのはありがたい仕組みだと素直に思感じました。
とにかく使える制度は使い倒しましょう。