シニアでもできる:iPhoneエクスプレス交換

iPhoneユーザーには必須のAppleCare+
シニア層でも今や普通にスマホを使っている方は多いかと思います。特にAndroidよりも歴史が長く操作が簡単なことからシニア層にはiPhoneのシェアが高いと想像します。
そんなiPhoneですがそこは工業製品、普通に壊れてしまったり、落として画面を割ってしまったりすることもあるでしょう。
私も歴代iPhoneユーザーですが毎回のようにやっちゃっています。これは確か4s。横断歩道を走り抜けたときに落としてそのまま車に轢かれました。

私はiPhone3GS時代からのiPhoneユーザーですが、最初からAppleCare(今のiPhoneだとAppleCare+)に入っていたため最低限の支出で新品(新装整備品)に交換できました。しかし、そのときはまだGenius Bar(ジーニアスバー)に行ってお金を払って交換してもらっていました。
エクスプレス交換サービス
Genius Bar(ジーニアスバー)に行くのは面倒
AppleCareに加入してば当時も今もGenius Barに行けばその場で交換できる(在庫があれば)のですが、、、事前予約をしていないと数時間単位で待たされることになります。
かと言って、今日の今日だとなかなか予約は取りづらい(場所によっては取れることもある)、そして予約してても結局その時間どおりに対応しれもらえることは稀でほぼ確実に待たされます。
さらに地方在住者の場合、そもそも近所にGenius Barや正規サポート店がない、ということもあるかと思います。
そんな問題を解消するため?今はiPhoneエクスプレス交換サービスというサポートがあります。
エクスプレス交換サービスとは
エクスプレス交換サービスは AppleCare+ の特典の一つで、新品または新品同様の iPhone を宅配便でいち早くお届けし、その場でお客様の iPhone と交換させていただく便利なサービスです。 エクスプレス交換サービスをご希望のお客様は、Apple にお電話でご連絡ください。
https://support.apple.com/ja-jp/iphone/repair/service/express-replacement
要するにGenius Barに予約、訪問する必要がありません。また、修理に出す必要もないため、手元に何日もiPhoneがないということもありません。

新しいiPhoneが自宅に届く直前まで今のiPhoneを使い続けることができるというありがたいサービスです。ただし!当然ながらAppleCare+に加入している必要があります。
最大のメリットは自分のスケジュールに合わせられること
2019年後半までこのサービスを知らなかった私。カメラの不具合が発生して初めてその存在を知り、このサービスの適用を受けたのですが
楽ちん!
- 修理対応となると一定期間手元に端末がなくなる(一部の即日修理はGenius Barでも対応可能)
- Genius Barの予約の必要なし、ということは当然Genius Barに行く必要もなし
- 待ってれば新しいiPhoneが届く
そして今回もまたお世話になることになったため、こうしてログを残しておきます。
注意点
エクスプレス交換サービスはGenius Barでは申し込めません。自分で電話、またはチャットで連絡する必要があります。
エクスプレス交換の流れ
不具合発生
まだiPhone8ユーザーの私。上記のとおりカメラの不具合で既に1回交換、以降は普通に問題なく使えていました。
しかし、約半年後のある日突然
あれっ?バックライトが点かないぞ!
再起動させれば全力で点灯するのでハード的な問題ではない。でもパスコードを入れて起動するまでに消えちゃう。ハードリセットしても同じ、、、。
最後の手段として初期化 → iCloudのバックアップから復元 → 復活!したのですが、、、約2週間で再発してしまいました。
バックアップから復元と言っても複数のアプリでは1から設定し直しです。特に金融機関系なんかだと認証作業もあり面倒。
既に2回めの復元ということもありサポートに連絡することにしました。
初めてチャットを利用
予約の取れないGenius Barに行くのは面倒、電話はきっとオペレータが出るまでに時間がかかるだろう、そう考え今回初めてチャットを利用しました。
まずはAppleのHPの上段メニューから「サポート」をクリック、その中から「iPhone」を選びます。

ページが遷移します。そのページから中段の「修理」をクリック。

「修理サービスを申し込む」をクリック。

今回の私の症状はバックライトが点灯しない、なので「修理と物理的な損傷」を選択。

この中から「画面の品質」を選びました。

ここで「チャットする」を選ぶと小画面が現れオペレータとやり取りできます。

数分でオペレータが登場。そこで症状の説明、再発であることを伝えると修理や交換を提案され、その選択肢の中からエクスプレス交換をすることにしました。
チャットで交換手続きを進める
- 「iPhoneを探す」を無効にする
- 送付先住所、名前、電話番号等を伝える
- クレジットカード登録のメールが飛んでくる
- そのリンクからクレジットカードを登録する(デポジット用)
交換前の注意点
既にやっていると思いますがバックアップ、これだけは忘れないようにして下さい。でないと、、、泣きます。
バックアップはiCloudで自動的に取っておくのが一番です。
また、上記のデポジットですが、これは返却したiPhoneにユーザーの過失が会った場合の保険です。水没させた、外装が割れている、返却しない等々がなければ費用はかかりませんのでご安心下さい。


新しいiPhoneのセットアップ
新しいiPhoneが届く
なんとチャットをした翌日の12時前にヤマト便でiPhoneが届きました。が、、、配送場所をオフィスに指定、そしてそのときは私は不在だったため持ち帰りに。再配達のスケジュールを指定しても数時間の幅があります。その間じっとしているのも嫌なので今回は営業所引取りに設定、翌日に取りに行きました。

その場で不具合品と交換です。
その際、バックアップは取っているとしてもうひとつ、絶対に忘れてはいけないことがあります。それは
SIMを抜く
SIMがないと電話として機能しません。これだけは絶対忘れないようにして下さい。SIMを抜くピンは新しいiPhoneに付いてきます。

最低限の動作確認
箱を開封し、まずは届いたiPhoneの外装を目視でチェックします。

問題がなさそうであれば抜いたSIMを新しいiPhoneに挿入、そして電源オン!

普通に立ち上がりました。ここまでチェックしたらあとは充電しながらゆっくり復元するので古いiPhoneを渡してその場は完了です。
自宅などで交換する際にも、その場でドライバーに古いiPhoneを渡す必要があるのでここまで同じことをやって下さい。
バックアップから復元
電源を入れ(充電が少ない場合もあるので充電しながら)バックアップから復元、あとは待つだけです。そして
無事復活!
私はもうわざわざGenius Barに行く気にはなれないほどこのシステムが快適に感じます。iPhoneユーザーの方で不具合が発生した場合にはぜひこのサービスを使ってみて下さい。