独立・起業(準備含む)するならこのビッグウェーブに乗るべき

開かれたパンドラの箱
突然降り掛かってきた新型コロナウイルスの影響により、サラリーマンを取り巻く環境は劇的に変化しました。
コロナ問題は遅かれ早かれ落ち着くでしょうが、この間に今まで経験してこなったことを一気に経験させられることになり、強制的に色々なことを知ってしまいました。
- テレワーク、ビデオ会議でできることは多い
- しかし、全ての業務をテレワークで完了させるにはソフト・ハードともに準備が足りない
- 自由すぎて逆に何をどうしたらいいのかわからない
- もはや満員電車に乗れない身体になったしまった
- そもそも通勤の意味って何?
こんなことを考える人も多くなったと思います。
サラリーマンを取り巻く環境は大きく変わる
定年延長や同一労働同一賃金に向けて環境が徐々に整備されてきていますが、ここにさらにテレワークが入ってきました。
そして時代は保有からシェアへとシェアリングエコノミーも普及してきています。
これらの流れは今後加速することはあっても後退することはないでしょう。
こんな市況の中、昭和から硬直した思考で前例を踏襲した判断しかできない組織の中で働くサラリーマンをやっていることは安心安定どころが日々不安な状況に陥るのではないかと危惧しています。
何が怖いって自分で何も決断できないこと、会社に言われた通りにしか動けないこと、すなわち
思考停止
これらが一番の不安です。
もはやメリットよりデメリットが気になる正社員
俺、正社員になる
そんなCMが流れていた時期もありましたが、そこまで正社員がいいですか?
もちろんメリットがあることは十分承知しています。私も約25年は正社員として働いていました。
その後、起業して経営者として会社に属していますが、やってることは個人事業主と同じなので正社員の立場とは大きく異なっています。
日銭を稼ぎ続けなければ生きていけない状況ですが、それでももうサラリーマンには戻りたくないというのが本音です。
サラリーマンのデメリット
- 転勤
- 残業・休日出勤
- 責任
- やりたい仕事ができるとは限らない
- 長期の休みが取りにくい
このあたりはググればすぐ見つかりますね。でもこんなことを気にするならそもそもサラリーマンには向いてないと思います。
私が感じていたデメリット
私は別の意味で大きくふたつ、デメリットを感じていました。
そのひとつはセンスを感じない経営方針や人材。
「そんなことしたってダメに決まってるじゃん」
ということを平気で推し進めようとすることや、顧客やマーケットよりも上層部の顔色を最優先するケツの穴が小さい直属の上司、そんな環境が我慢できませんでした。
そしてもうひとつは大企業とて決して安泰ではないということ。以前にこのブログでも書いていますが、平成の前半までは大企業で安心と思われていたような会社が平成後期にはどんどん消滅したり海外資本に吸収されてしまいました。あのトヨタですら、もはや終身雇用の維持は難しいと言っているのです。
泥舟?タイタニック?
正社員なら安心、安定、安泰、、、そんな発想を持っている方もまだまだ多いと感じます。しかし実際はどうでしょう?
私が過去に属していた会社は4社あるのですが、全てそれなりの看板、ブランドを掲げていました。しかし、そのうちの2社は今は跡形もなくなっていますし、残りの2社も私が在籍していた時代よりもビジネス規模は相当小さくなっているように感じます。
世界中で株価が下がり、次はいよいよアチコチが破綻する、そんな環境に追い込まれています。今の時代、公務員を含めて安心なんてことはないのが現実でしょう。
逆風だからこそチャンス
ここ数週間のテレワークが優雅なひとときを過ごしているつもりかも知れませんが、下手をするとこのままずっと出社できなくなる(リストラ)可能性だって否定できません。
そんなことを恐れていてもなるようにしかなりませんが、そのときが来てから慌てても遅い、いや、遅いなんてことは一生ないのですが
できるだけ早くスタートを切る
ことも肝心だと考えます。
今までよりも1日数時間単位で自由に使える時間が増えた方も多いと思います。
テレワークで時間がある、出社しても仕事量そのものが少ないので時間がある、であればスキルアップのためにその時間を使いましょう。
読書でもいいですしブログでも資格取得でもいいです。今までやってこなかったこと、これからやってみたいこと、とにかく今持っていないスキル(資産)を積み上げていくことが重要と考えます。
その結果が半年後なのか3年後なのかわかりませんんが、何もやってなかった人との大きな差となって表に出てくることでしょう。
1日2時間、新しいことに割ければ3ヶ月後にはスタートラインに立てることはたくさんあります。