【Uber Eats】配達パートナーという働き方

今さら感で全てが後手後手、既に手遅れというタイミングですが、とうとう政府から緊急事態宣言が出されます。
この宣言以前からテレワーク等が注目されたことにより、PC、スマホ、ネットが使えない、すなわち仕事ができない人材がどんどん炙り出されています。
これらのことが苦手な世代はやはりシニア層に多いと思います。逆にそんな「できない」シニア層自体が緊急事態宣言を受けているような気さえしてきます。
この新型コロナ問題はいずれ収束します。ただ、平和な日常が戻ってきてもそんな「できない人たち」の日常は戻らない可能性もあります。
今、実際にそんな不安を感じている方がいるのであれば、立ち止まっていても何も解決しません。最悪のことも考えて今からセルフセーフティネットを構築しておく必要があるのではないでしょうか?
そんな方に向けてひとつの新しい働き方の提案をします。それが
Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー
という仕事です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)とは

既に市民権を得ていると感じるUber Eats(ウーバーイーツ)。それでもまだ知らない方もいるかと思いますのでまずは簡単に説明させてもらいます。
最近、上の写真に写っているような大型のバッグ(現時点で4種類ぐらいあります)を背負って自転車やバイクで走っている人をよく見かけると思います。それがUber Eats(ウーバーイーツ)です。
背負っているバッグに入っているのはお店の料理、それを注文者にデリバリーする仕事です。
ただ、今までのデリバリー・出前と大きく異なることがあります。それは
配達スタッフ(以下、パートナーと呼びます)は、店にもUber Eats(ウーバーイーツ)にも雇用されていない
ということ。
パートナーは個人事業主・フリーランスでありどこの組織にもお店にも属していません。そのため「時給」「仕事は何時から何時まで」「組織」そんなものが一切ありません。
自分のタイミングでやりたいときにやりたい時間だけ、誰にも束縛されることなく自由に働ける、そんな働き方です。
流行りの言葉で言えばシェアリングエコノミーの環境でギグワーカーとして働く、ということになります。
ちなみに↓こちら↓は料理を注文するほうのサービスです。
仕事の内容
まず最初にイメージを。
パートナーは言ってみれば個人タクシーの運転手です。どこの組織にも属していない「個人」ということが肝です(厳密に言えば個人タクシーの運転手も提灯やでんでん虫という協会に属していますがそこは割愛します)。
この運転手が常に「空車」で街中を流し注文者(タクシーの乗客)を探すようなことをしています。そして注文者を見つけ乗車、指示された行き先まで運ぶ、そんな仕事です。
実際には
- パートナーはスマホにダウンロードしたアプリを立ち上げ配達リクエストを受けれる状態にする
- 注文者がどこかのお店の料理を注文する
- その注文を受けたお店は料理の準備、そしてUber Eats(ウーバーイーツ)にピックアップをリクエストする
- Uber Eats(ウーバーイーツ)のシステムが注文者に速く届けられるパートナーを探してマッチング
- マッチングされたパートナーのスマホにリクエストが送られる
- リクエストを受けた配達パートナーはその配達を行うか拒否するかを判断
- 配達を行う場合はそのお店情報がスマホに表示されるのでそこに向かう
- お店で料理をピックアップ、その後スマホに注文者情報が表示されるのでそこに配達する
- 注文者に配達完了して1件の業務が終了
- 以下、同じループ
配達パートナーのなり方
基本的に性別国籍関係なく(法律に触れない前提で)18歳以上なら誰でもエントリーすれば配達パートナーになれる、それが魅力でもあります。
まずはUber Eats(ウーバーイーツ)のサイトから事前登録(仮登録)します。登録後は以前なら最寄りのパートナーセンター(東京なら大門)に行って本登録していました。
パートナーセンターでは
- 業務内容の簡単な説明
- アプリのインストール
- 銀行口座の登録
- バック受領(私がはじめた当時はレンタルでした)
こんな段取りで流れ、一通りの処理・手続きが終わればその場で即稼働可能、という流れでした。
えっ?えっ??もう今から???
そんなキョドりながらの初日を迎える人も多かったのですが、、、今はコロナショックによりパートナーセンターがクローズしています。
今は運営側とメールでやり取りし、バックはネットで購入、全ての準備が揃ったら稼働、らしいです。
配達パートナーのメリット
最大のメリットは「誰でもできる」
特にシニア世代が新しい仕事に就こうとした場合、現在どんなにいい会社に勤めていようとも、過去にどんなに立派な経験があったとしても、今の年齢やタイトル、報酬がネックになり書類すら通らない、そんな可能性がとても高いと思います。
また、仮に書類が通ったとしても面接→採用というハードルは加齢と比例して高くなります。
実際、私もつい最近である昨年秋に再就職活動をしていましたが相当苦労しました。その話しはこちらに記載しています。
その点、この仕事は上記のとおり、原則誰でもできることが一番のメリットでしょう。やる気と体力、そして一般常識があれば誰でもはじめられ継続的に収入を得られる仕事なのです。
すぐに働くことができ着金も速い
本登録が完了すればそのときその場からすぐに仕事をはじめられます。
ざっくり言えば1件の配達で500円前後(基本料金+距離+インセンティブ)、それを1日何件やるか?(やれるか?)という働き方です。
売上の締め日は毎週日曜日。日曜日に締められた売上がその週の水曜日に振り込まれます。要するに毎週水曜日が報酬受取日、これは相当速い(短い)ですよね。
ローリスク(ノーリスク)
昨日書いた「不動産業(大家業)」の場合、自己資金を集め、金融機関を開拓し、物件を探し、色々と調査し、融資の申込みをして、そこから数週間後に決済、、、と数ヶ月~年単位の世界です。
また、数1,000万円の買い物ですのでコンビニでおにぎりを買うのとは訳が違う、ミドル~ハイリスク & ロー~ミドルリターン、かつとても時間のかかるビジネスモデルです。
それに対してこの配達パートナー業務は基本的にリスク0。初期投資もほとんどありませんので自分には合わないと思ったら辞めればいいだけのことです。
努力次第で本業レベルに稼げる
1件1件のフルコミッション制、請負の仕事ですので人によって稼げる額が変わるということもひとつの大きな特徴です。
誰でもできる仕事なのにその気になれば本業並に稼ぐことも可能です。実際、本業として週15万円程度稼いでる人もたくさんいることはTwitterを見れば明らかです(ただし報酬は時間、地域、プロモーションによって異なります)。
また、副業としても「やりたいときにやりたいだけ」にしてもそれなりの稼ぎが目指せます。
組織に縛られない
新しい仕事をはじめる場合、通常であれば見ず知らずの組織に入る必要があります。
普通ならおっさんの集まりでしょうし、場合によっては一回り以上年下から仕事を教わらなければなれないことだってあるでしょう。
私、年下から教わることには全く抵抗ありませんが、おっさんの集まり、グループ活動は大の苦手です。
その点、この仕事は良くも悪くも1人。
組織に縛られることなく、誰からも指示されることもなく、逆に話し相手も相談相手もいない環境の中で好き勝手に活動できます。
配達パートナーのデメリット
保証されていない収入や立場
あくまでも収入は可能性であって保証されるわけではない、ということに注意が必要です。
地域や距離によって報酬体系が異なりますし、1時間何件の仕事量があるかもわからない状態です。
タクシーの運転手で言えば固定給は0、実車しないと1円にもならない、そんな仕事です。一人しかいない注文者の周りに空車が10台、みたいなこともありますし、そもそもその時間帯、その場所には注文者が一人もいない、という可能性もあります。
デメリットは他にも山のようにあげられるのですが、、、この記事の趣旨は
シニアでもできる、そこそこ稼げる、こんな仕事あるけどどう?
という紹介ですので悪口は控えておきます。
また、これはメリット・デメリットとは意味が異なりますが個人事業主としての契約ですので収入や社会的な立場の保証・保障のない働き方です。
副業として活用中
こんなUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナー業務ですが、私は2019年1月からはじめて既に丸1年以上、5,000件以上の配達を行っています。
私の場合ですが
- 以前は本業の隙間、暇なときにチョイチョイ稼働
- 今は本業並にガッツリ、隙間で本業
そんな働き方をしています。
現在は1日6~8時間程度稼働し10,000~15,000円ぐらい、均すと月30万円以上ぐらいの収入です。
サポートします
どんな仕事にしろ、はじめの一歩は不安だと思います。でも何かをしないと生きていけない、そんな方のサポートをしようと思っています。
ご興味ある方はコンタクトフォームからご連絡下さい。
ただし!社会人として一般常識のある方限定です。
また、こちらの記事もぜひご確認下さい。