混合水栓の水漏れをセルフで修理

2022年12月31日

2000年に新築で建てたマイホーム。当然ながら当時は全て新品でしたがさすがに20年超ともなればあちこちで問題が出てきます。特に設備関連は10年を超えたあたりからもぐら叩きのように次から次へと。

賃貸不動産経営者、そして電気工事士でもある私、自分でできることは極力自分でやって経験値を積むようにしています。今までにセルフでやってきた中では例えば浴室換気扇の交換、浴室混合水栓の交換、玄関ドアの鍵交換など。そして今回、2022年最後の大仕事を行うこととしました。

本体はとっくにディスコン

今回、何らかの対策をしなければならなくなったのは洗面台の混合水栓。昨年あたりからポタポタと水が漏れるようになってきました。最初こそ数秒に1滴というレベルだったのですが今は2秒に3滴程度。さらにはレバーの下からも溢れるようにチロチロと漏れてくるようになってしまいました。

工業製品なので放置プレーで改善するはずなどなく日々悪化の一途です。そこでこの混合水栓の交換を検討することに。モデル名はレバーの下あたりに貼られているシールで確認できました。その結果、我が家の洗面台の混合水栓はKVK製のKF334GSというものでした。

(実物は20年超の経年劣化と汚れが酷いのでメーカーの画像を拝借)

そこでこの混合水栓の交換をすべくネットで調べてみたところ、このモデルの発売開始は1998年年度、そして2013年度には「販売終了」

仕方なくリンクの貼られている代替品を確認してみると


KVK シングルレバー式混合栓 【KM8004GS】

定価で約55,000円、amazonでも約23,000円もします。さらに設置には専用工具も必要らしい。

「こりゃもうしばらく放置するしかないかなぁ」

と一旦は諦めていたのですが、、、ポタポタ、そしてチャプチャプという音を一度気にしだすともうずっと聞こえてしまいます。私の寝室は洗面所のすぐ横なので深夜だとどうしても耳に入ってきてしまうのです。

カートリッジは販売中

現状の問題を何とか解決させたいと思い改めてサイトをチェックしてみました。すると当該製品のページのすぐ下にこんな情報が載っていました。

「これってもしかしてカートリッジを交換すれば水漏れは止まるんじゃね?」と思いさらにググってみるとどうやらビンゴ!多くの先人の方々が既にやっていました。しかもamazonで調べてみると4,400円程度、本体交換よりも圧倒的にリーズナブルです。これならば!と早速手配しました。


KVK シングルレバーカートリッジ (上げ吐水用) 【PZKM110A】

混合水栓のモデルによっては専用工具がないと苦労するものもあるようですがKF334GSなら専用工具は必要ないようです。

準備したもの

カートリッジの交換のために必要なものは

  • カートリッジ本体
  • 30mm程度のナットを外せる工具
  • プラスドライバ

たったこれだけ、シンプルですね。あとはラジオペンチぐらいはあったほうが楽でしょう、と安易に考えていたのですが、実は上記図面の④のナットを回すのに相当苦労しました。

「これは無理じゃね?」と一瞬諦めかけましたが、結局ウォーターポンププライヤとの併用で何とか回せました。

交換方法

上記分解図で言えば

  • ②のキャップを外し
  • ③のネジを外し
  • ④のナットを外して⑤のカートリッジを取り出す
  • 取り出したカートリッジに付いているインサートを外す
  • 新しいカートリッジに交換、インサートを被せる
  • ④のナットを締める
  • 新しいカートリッジ付属の新しいネジを使ってレバーを固定
  • ②のキャップを嵌めて完了

という段取りです。

作業を始める前にまず最初にやることは元栓を締めること。

洗面台の下に水とお湯の元栓があるのでこれをしっかり締め、水栓のレバーを開けても水が出ないことを確認してから作業に取りかかります。

②③は楽勝。「こりゃ5分で終わるな」と思っていたのですが、、、鬼門は④でした。モデルチェンジがあったのかも知れませんが、私がYouTubeで確認したものとは形状とは異なっていました。

YouTubeで見たものはナット部分がもっと大きく、土台自体がナットのようになっていました。対して我が家のものは土台は円形、レンチを噛ませる部分はそれより小さく28mmぐらい、しかも噛ませられる部分が1か所しかありません。その1点にモンキーレンチを合わせ必死に回そうとしたのですが。ナット部の力点に対して本体のネジが大きすぎナットを舐めまくり「全然回らない!」

正直泣きそう、諦める寸前でした。しかし、このナットが外せなかったら正月から洗面台が使えないだけでなく最悪洗面台ごと交換する羽目になってしまう可能性も。

そこで最後のトライ。モンキーレンチを噛ませながらさらに土台部分をウォーターポンププライヤで挟んでダブルで一気に。やっと回って一安心。セルフで作業する場合は万全の準備が必要です。

ここまでくればもう終わったようなもの。

カートリッジの向きをしっかり合わせOリングも丁寧にはめ込みます。そして新品のカートリッジにインサートを被せ④のナットを締め、付属の新しいネジでレバーを止めて完成。

いよいよ下の元栓2つを開栓。うん、水漏れはなさそうです。レバー操作で水は問題なく出ます。カートリッジが新しくなったことからレバーの左右の操作が重くなりました。これは隙間がなくなったということでしょう。どうやら作業は無事に終わったようです。

これで晴れて水漏れのない新年を迎えられます。

治験モニター募集