【治験】国産コロナワクチン、3回目の接種

開発中の国産コロナワクチンの治験に参加して既に半年以上経過したころ、当初は予定のなかった3回目接種の打診がありました。3回目接種は任意、受けるも受けないも被治験者の判断でいい、とのことでした。
世界を見渡しても、もはや新型コロナウイルスに過剰な恐怖を抱く必要はなくなったと判断した私、3回目は受けずにそのまま当初の予定どおりに治験を終わらせるつもりでいました。
しかし、3回目接種を受けると通院回数が1回増えることが判明。通院=負担軽減費も増えるというなんとも邪な発想から接種を受けることにしました。
時給(?)万超え
ワクチンを打つ日と経過観察のための通院ではやることが異なります。ワクチンを打つ日は1時間前後、打たない日は30分程度で終わります。どちらも日当、、、もとい、負担軽減費は同額で「万円」。30分で終わるなら時給換算で倍額、という見方もできます。
この負担軽減費は非課税、収入扱いとはならないことが法律によって決まっています。正直、私はほぼ負担軽減費のためだけにこの治験に参加していると言っても過言ではありません。その上で
- 国産コロナワクチンの開発に協力
- mRNA(ファイザー、モデルナ)以外のワクチンという選択肢
これらのこともちょっとだけ意識しています。
当日の流れ
今回はワクチン接種日ですので少し段取りが多くなります。
- 問診
- 体温・血圧測定
- 採尿
- 診察(抗原検査)
- 採血
- 心電図
- ワクチン投与
- 心電図
- 体温・血圧測定
- 次回案内
病院到着から出るまでに1時間、という感じでした。ちなみに次の通院は約1ヶ月後です(この分が+1回)。
副反応に関して
既に2回の接種を受けていますが、少なくても私には「副反応」と感じるものはほとんどありませんでした。接種から数日だけ針を刺した周辺に筋肉痛というか打撲というか、そんな軽い鈍痛を感じましたが日常生活には全く問題ありませんでした。
それは3回目も同様。1、2回目よりも少し痛む気もしますが気のせいかも知れない、そんなレベルです。mRNAワクチンではかなり重い副反応が出る人も多かったようですが、この国産コロナワクチンでは副反応が比較的小さいことも報告されています。
そもそも、オミクロン株以降では罹患しても未発症~軽症の人も非常に多いと言われています。陽性になっても自覚症状が全くない人よりもワクチン接種による副反応のほうが重いなんて罰ゲームでしかないような気さえします。
現状の問題点
少し前のニュースによれば、私が治験に参加している国産コロナワクチンはこの夏にも正式に認可申請を行うという報道がありました。申請してから承認までどれだけ時間がかかるのか?ですが、これが承認されればワクチン確保の状況が一変することは間違いないため期待したいところです。
逆に言えば現時点では未承認、これは現時点で少なからず弊害もあります。
まずはGo to関連。ワクチン3回接種、または陰性証明が必須になると思われますが、現時点でワクチン接種済みの対象となるのはファイザー、モデルナのみとなるはずでしょうから私は対象外です。さらに先のブログにも書きましたが、現時点では献血もNGです。
ただ、Go toには全く興味のない私、献血とてボランティアですので生活に支障を与えるものではありません。
そもそもワクチンは重症化を防ぐためのものであり感染を防ぐ効果はあまり期待できないと言われています。感染抑止効果が期待できないのであれば、普段他人とほとんど接触しない私には意味がないと考えていました。実際、インフルエンザワクチンも打ったことがない私なのでコロナワクチンに関してもずっと「接種しない」としていました。それでも今回接種しているのは上記のとおり「負担軽減費」に釣られたから、です。
ただ、負担軽減費がもらえるからと言って安易に何でもかんでも、は危険です。多かれ少なかれ治験にはリスクがあります。そのリスク、期待する効果、そして負担軽減費、様々なパラメータからご自身で判断する必要があります。その上で
「どんな治験があるのか?」
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