2024年10月度の売上
宿泊運営代行業者からの報告が届くのが翌月下旬となっているため毎月の収支が確定するのは少し遅めです。
2024年7月下旬に開業した我が民泊。時期的に最大の繁忙期である夏の予約を取るには遅すぎるタイミングでしたが7月8月とそこそこの売上を達成、ただ9月はガクンと下がりました。
そして10月。
売上、経費、入金額
今月からグラフ化して全体が見えるようにします。
売上 = 下段の青:経費+上段のオレンジ:入金額
売上としては過去最高額の約49万円となりました。
こうしてみると経費がかなりかかっていますがこれは最初からわかっていたことです。遠隔地の物件で全て丸投げですので仕方ありません。
この入金額からさらに家賃や光熱費等を引いたものが粗利益です。9月度の売上でも利益は手元に残りますが雀の涙程度。しかも繁忙期とは逆の閑散期もあります。正直なところ、年間を通してこの10月や8月ぐらいの売上でやっと事業計画どおりです。でも実際には閑散期で凹む月が数ヶ月あります。ということはその分を回収できるほどのドカンとした売上も数ヶ月必要となります。
民泊を立ち上げてまだ4ヶ月。今期は実績を積み上げていく時期だと割り切っています。
来客組数、宿泊数
今月から新しい項目を入れます。
来客組数と宿泊日数の関係です。このグラフからわかることは「1泊利用が多い」
売上を上げるためには「1組あたりの宿泊数を増やす」、これが2泊3泊となっていけば空きの期間が減ることになります。それと同時に清掃業者が入る回数を減らすことにも繋がります。清掃業者の経費、これは結構かかっています。
さらに「1組あたりの利用者を増やす」も重要なテーマです。
現在のAirbnbでの運用は「一人あたりいくら」という設定になっています。ですので当然ながら一人より二人、三人と利用者が増えたほうが売上が上がります。
私がこの部屋を選ぶ決め手のひとつが部屋の広さ、間取りでした。収容人数をできるだけ増やすこと、これは売上アップを目論むのと同時に他の部屋との差別化でもあります。イメージとして「複数のグループで6名~8名でも利用できる」ことをウリにしているのです。
供給数が多い部屋、例えば25m2程度のワンルームや50m2程度の2LDKでは許容人数が限られてしまうだけでなく競争も激化します。それを避けるためにあえて広い部屋を探していました。ただ、現在までにはまだその効果を存分には発揮できていないと感じます。
「宿泊数を増やす」「利用者を増やす」これらはこちらではどうすることもできません。それでも大は小を兼ねますのでそれが実現できるキャパを確保しておくことが何より重要です。認知されれば自ずと結果はついてくると信じています。