iDeCoの資産評価額が急変
先日取り上げたiDeCo。
私は徹底的に放置派なので運用実績を細かくチェックすることなどないのですが、あまりにも暇だったときにふと「前回との差分をチェックしてみよう」とサイトにログインしたところ「あれっ?」と感じたため、今回改めて記事にしてみました。
2024年1月7日時点の資産評価額
上記の記事で取り上げた時点での資産評価額は5,479千円でした。
2024年2月29日時点での資産評価額
対してそこから約2ヶ月後の先月末の資産評価額は6,000千円を超えていました。
私の月額の拠出金(=掛け金)は20千円です(はじめた当初は10千円)。前回の記事からは2ヶ月分の掛け金が上乗せされ拠出金額累計は40千円増えています。対して評価損益はなんと542千円も増えて2,672千円、もうすぐ積み立ててきた拠出金額累計に並ぶ勢いです。
法人として当初からiDeCo+で運用していたらさらに増えていたはずです。ただ、当時の法人の経営状況では毎月安定かつ長期で掛け金を拠出できる自信がなかったので仕方ありません。
資産評価額の推移
今回のことをきっかけに今までの資産評価額の推移をチェックしてみました。私が利用している機関のサイトでは過去1年分の記録が確認できましたのでそれをグラフ化してみました。
下段の青が月々の積立額。上記のとおり月額20千円ですので見た目では大きな変化はありません。対して上段のオレンジの部分の評価損益はかなり変動していることがわかります。
このグラフからわかることは
- 月によっては評価損益がマイナスになることもある(例えば2023年9月、10月)
- それでも全体の傾向は右肩上がり
- 結果として1年で1,645千円資産評価が増えている(このうち拠出金は240千円)
そもそも私がiDeCoを運用するにあたっての目標は(目標と言っても始めた当初は単に節税目的だけ、数値目標を持ったのは終わりが見えてきた最近)「60歳以降にiDeCoを解約する際に6,000千円を超えていればいいなぁ」だったのですが何と既に超えていたのです。
実際には評価損益に上下があることは上のグラフからも明らかなのでまだ数字が確定したわけではありません。それでも傾向は右肩上がりですので今後に期待が持てる数字になっていると受け止めています。
iDeCoは「長期・積立・分散」であると同時に「税金対策」としてもとても有効な手段です。30歳からはじめれば30年運用できます。仮に月額20千円として年額240千円、30年で7,200千円の拠出金がたまりそれに運用利益が乗ってきます。拠出金は毎年の確定申告で所得控除の対象となりますし解約時の運用利益の大部分~全部は非課税となります。
国が認めた制度であり破綻の恐れもありません。投資ですので必ずしもプラスになる保証はありませんが、長期・積立・分散であることから確率的にマイナスになる可能性は低いですし、何より確実に税金対策ができます。とにかく早く始めることが成功に繋がる秘訣だと思います。