JAFのロードサービスをバイクで初めて利用してみた

運転免許を取得してすぐに入会したJAFの会員歴はもう30年以上となる私。この長い期間、JAFのロードサービスを利用したのは記憶にある限り2回だけです。年会費が無駄に感じることもありますが、ある意味「掛け捨ての保険」として割り切っている部分もあります。

今回、そんな保険を数年ぶりに活用する機会が発生しました。

バイクのトラブル

ここ数年、原付二種のバイクを年間約25,000km走る私。走行距離に比例してトラブルも発生します。そんなトラブルで一番多いのはパンクです。

以前はカブに乗っていたのですが、その当時のカブのタイヤはチューブタイプ。チューブの場合、バンク=走行不可となるため、1km以上手押しして最寄りもバイク屋に駆け込んだこともありました。

その後、ここ2台乗り継いでいるのはスクーターでタイヤはチューブレス。チューブレスの場合、刺さったものを抜かなければある程度は走れることもあります。実際、木ネジが刺さっていることを目視確認し、そのまま自走してバイク屋に駆け込んだこともありました。

そして今回もパンク。今までのパンクの原因はネジや釘など鉄製のものが刺さっていたのですが、今回は木製に見えました。

刺さったままですがタイヤはペチャンコ。自走するのは無理そうです。

JAFを呼んでみた

任意保険にも入っている私。その任意保険でも無料でレッカーを利用することはできるのですが、JAFであれば無料でレッカーを利用するだけでなく、その場で簡易的な修理対応も可能です。

数kmだけでも自走できる状態に復旧できればそのままバイク屋に駆け込める、そのほうが時短になると考えた私、今回初めて「バイクでJAFを利用」してみることにしました。

そもそもJAFの会員は個人単位、車だろうがバイクだろうがロードサービスを利用できます。

利用方法は簡単。スマホのアプリのトップページから「JAFを呼ぶ」それだけです。

現在地を地図で指定し簡単な状況を入力するだけ。受付までに5分もかかりませんでした。そして受付から約1時間後、JAFのトラックが到着しました。

現場で修理対応を試みる

まずはパンクの原因を確認。刺さっていたのは「爪楊枝」でした。こんな細くて弱いものが硬いタイヤに刺さることもあるんですね。

担当者の判断は「可能であればこの場でパンク修理」としてこの爪楊枝を引き抜きました。しかし、、、中折れした可能性が否定できない、タイヤを外すことはできないので修理対応不可という結論に。

そこで次にエアを入れて数kmだけでも走れるかの確認。

刺さっていた爪楊枝が外れたこともあり、エアが漏れ放題。もはや自走は無理としてレッカー移動となりました。

バイク屋までは約3km、私も助手席に同乗させてもらいバイクと一緒にバイク屋まで行きました。バイク屋の判断は「パンク修理不可」、結局タイヤ交換という結論に至りました。

かかった費用と時間

アプリでJAFを呼んでから現場に来てもらうまでに約1時間、現場で修理対応、その後レッカー車に載せるまでに約30分、バイク屋まで移動してバイクを降ろしてタイヤ交換完了までに約1時間、って感じです。

そしてJAFに支払った費用は0円。この1回のロードサービスだけで年会費をほぼペイしたと思います(バイク屋のタイヤ交換費用は別途発生しています)。

ロードサービスを利用しないにしても、毎月送られてくる会報に様々な割引券がついてくるので、それを利用するだけでも年会費をペイできる可能性はあります。

元を取るという意識を持たないにしても安心のための「掛け捨ての保険」としてJAFに加入しておくのもありかと改めて感じた次第です。

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