クラウドソーシングサービスの落とし穴

新規事業の立ち上げを目指すにあたり、広く情報を収集したいと思い初めてクラウドソーシングサービスを利用してみました。しかし、初回でいきなりトラブル発生です。

クラウドソーシングとは

クラウドソーシングとは、企業などがインターネットを通じて不特定多数の人々に仕事を依頼する「クラウドソーシング」をより簡単に行えるよう、発注側と受注側が出会う場を提供するサービスのことです。有名どころでは「ランサーズ」や「クラウドワークス」などがあります。今回の私の立場は「発注側」です。

取引の形式

プラットフォームによっても多少異なると思うのですが、今回、私が利用したプラットフォームでは以下の中から選択するようになっていました。

(1) プロジェクト形式
(2) コンペ形式
(3) タスク形式

それぞれ一長一短があるようですが、、、正直、今回の私の依頼の場合にどれがベストなのか?よくわかりませんでした。そんな状態の中、今回の目的は「広く浅く、多くの情報を集めること」だったことから、タスク形式を選択しました。

タスク形式の場合、受注者は要求仕様に見合う提案をするだけ、あとは発注者が承認すれば報酬が支払われます。

想定外のトラブル

私は、要求仕様を明確に記載しプロジェクトをエントリーしました。そしてすぐに報酬総額をプラットフォーマーに振込。振込が確認されるとプロジェクトが公開されるようです。

そして公開されて1日であっという間に情報が集まりました。すぐに集まった大きな理由は「報酬が高かった」からだと思います。

早速、その提案を1点1点確認していったのですが、、、、

全ての提案が要求仕様を何ひとつ満たしていない

フ・ザ・ケ・ル・ナ!

例えるならば「美味しいカレー屋を教えて」という要求に対して「カレーの作り方」や「材料が買えるスーパー」のような提案ばかり、要求を満たしていない提案率100%だったのです。

当然ながら、こんな提案は1件足りとも承認などできません。ちゃっちゃと否認、否認、否認、、、「あれっ、これ以上、否認できないぞ」。

よくよく調べてみると「否認できるのは全体の30%以下」という制限があったのです。しかし、要求仕様を満たしていない提案を承認などできません。

サポート体制の問題

一定数(率)以上の否認できないため、残りの全ての提案が「保留中」の状態なのですが、これらは一定期間を過ぎると「全て自動承認」となってしまいます。

要求を1ミリも満たしていない提案が自動承認なんて絶対に認められません。そこですぐにサポートに問い合わせを行いました。するとすぐに反応はあったものの、、、テンプレのコピペ的な対応に沸点がMAX。

「不正受注者を保護し、お金を払っている発注者に不利益を被らせるなど言語道断!すぐに対策を求める!」と要求し、最終的には何とか決着しました。着地点は「全不正受注者に対して期限を決めて要求を満たす再提案を求める、再提案がなかった場合は削除することに同意しろ」というメッセージを送るというもの。

結果、全ての不正提案をなかったこととして、このプロジェクト自体も削除することになりました。

タスク形式の問題

今回の例で明らかになったのは

タスク形式には重大な欠陥がある

ということ。

タスク形式の場合、受注者は要求仕様を無視して勝手に提案ができてしまうのです。そして、私のように運営側にクレームを言わないと70%は自動承認されてしまい報酬も支払われてしまうのです。そしてその不正を運営側は一切チェックしない、というよりチェックできないということが最大の問題です。

私にとっては現時点で「不正率100%」、このサービスを継続利用する気にはなれません。

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Posted by hinoeuma_1966